2010年08月12日

テレプシコーラ/舞姫 第2部4

 前半でついに双葉ちゃんと六花ちゃんはローザンヌを棄権。

 技術の前に健康管理、ということが身にしみたはず。確かに。しかし茜ちゃんを見ていると、運もありますね…と言い出すと、千花ちゃんを思い出してしまいますが。とにかくダンサーを志す人はそれだけの覚悟がいるということ。





 高熱のあまり、ステージで転んだことも気づかず、ふわふわ…と何事もなかったかのようにステージを終えた六花ちゃん。このあたり、もっと幼い頃からプロ意識の高かった千花ちゃんにはありえないことですが、よきにつけ悪きにつけ、これが六花ちゃんのキャラクターなんだなぁ。

 完全な体調に戻り、強運の持ち主に思えた茜ちゃんも、審査通らず。股関節に問題があり、ダンサーとしては致命的な欠陥を持つ六花ちゃん、拒食症に苦しむ双葉ちゃん、努力家だし、プロ意識も高いのに、身長が伸びず、不運が重なった千花ちゃん。踊りはうまいけど、容姿に問題がある(^_^;)茜ちゃん…完全な人はいないんですねー。

 4巻では2泊。ローザンヌ泊10日くらいの日程のツアーなんでしょうか。付き添い役の先生の分の交通費、旅費まで出すとなると、親御さんも大変ですねぇ…。

 しかしこのテンポだと、アストロ球団を超えるぞ。第1部で10巻だから、第2部も10巻か?と思っていましたが、次の5巻目で日本まで戻れますかね?まだ「モーリス・ベジャールが亡くなって間もないので…」みたいなことが書いてあったので、このローザンヌって2008年ってこと?やれやれ…。でも第1部と第2部の間は、ぽーんと数年間飛んでいたから、第3部ではまた現代に戻るんでしょうか。つか、第3部まではない?でもあと5〜6巻でローラの正体がわかる気はしないし…。
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2009年10月25日

テレプシコーラ/舞姫 第2部3

 コンテンポラリーで才能を光らせながらも体調を崩してしまう六花ちゃん。天才少女双葉ちゃんも拒食症が原因なのか倒れてしまう。



 成田を出てから何日経ったんでしたっけ?機内で1泊、深夜に着いたローザンヌで3泊で2巻が終了。3巻ではその後さらに2泊。…ようやく1週間といったところですか。2巻までの4泊で、すっかり茜ちゃんの体調はよくなって、3巻目で六花ちゃんの体調は最悪。う〜ん、先生に茜ちゃんの風邪がうつらなかったのは、やっぱりガタイのせい?(^^;)

 3巻では、かなり悪化した風邪のせいでフラフラになりながらも、コンテンポラリーで活躍するところが見所。課題を与えられたけど、体調が悪いくて踊れない六花ちゃんの代わりにローやが六花ちゃんの振り付けを踊ります。…って、これじゃダンサーのテストというより、振り付けのテストなんじゃ…というか、コンテンポラリーというのは、踊りだけじゃなくて、そこまで求められちゃうの?

 それにしても、2巻ではローラが何気なく六花ちゃんの目の前でクッペの振り付けをおさらいしてみせるし、ジゼルでは六花ちゃんがローラにマイムを教えて助けるし、と、言葉が通じないなりにダンスでコミュニケーションをしています。でもさぁ、空美ちゃんって、昔そんなに親切だった?

 読者は全員ローラ=空美ちゃんだと思っているけど、ほんとは違う…なんていう結末だとびっくりですけどねー。

 しかし3巻目にしてようやく1週間…。先が長そうです。
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2009年03月25日

テレプシコーラ/舞姫 第2部2

 ローザンヌ国際コンクールに出場するためにスイスに来た六花(ゆき)ちゃん。前巻(第2部第1巻)は、成田出国からローザンヌまでで終わっちゃいましたが、2巻でようやくコンクールが始まりました。といっても、まだ審査対象前の練習みたいなもの?

 バレエについては漫画(「アラベスク」「フラワー・フェスティバル」など)で知ったことしかしらないので、ナントモ、ですが、10代からコンクールに出ることによって、プロの踊り手として鍛えられていくことがよくわかります。

 今回おもしろかったのは、リズム。ラベルの「ボレロ」を、かのベジャールとは違う振り付けで踊る、という課題でした。六花ちゃんは、天才肌のお姉ちゃん(千花ちゃん)に比べると、バレエはそこそこなんだけど、振り付けに才能があるようだ…という描かれ方をしているのですが、巻を追うごとに、その才能が目立ってきました。バー練習の体の動かし方も、他の人とリズムが違う…というようなことに、先生が気づいたようです。

 うーん、それぞれの人にそれぞれのリズム感というか、テンポってありますよねー。フラワー・フェスティバルのみどりのバレエにも、他の人にはない「軽快さ」がありました。レゲエを歌ってもレゲエにならない、ティナ・ターナーにステップを習っても、全然ダメなミックですが、リズム感がないわけじゃなくて、独自のリズム感があるんですよねぇ〜。

 すごいぞ!六花ちゃん。


テレプシコーラ 第2部 第2巻 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

テレプシコーラ 第2部 第2巻 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

  • 作者: 山岸凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/03/23
  • メディア: コミック





 3巻は8月か9月くらいに発刊でしょうか。ローザン国際コンクールの結果が出るのは5巻か6巻くらいですかね?
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2008年07月28日

テレプシコーラ/舞姫 第2部1

 待望の第2部。


テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)

テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)

  • 作者: 山岸凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: コミック





 第1部10巻から、2年後。高校生になって、手足がスラリと伸びた六花(ゆき)ちゃんが、ローザンヌ・コンクールに出場するために、成田に到着したシーンから始まります。数カ月前のユースアメリカグランプリのエピソードが、回想シーンとして出てきますが、高校受験の話もないし(S中って中高一貫でしたっけ?)、中学時代の親友、坂口のことも一切出てきません。もちろん小学生の頃の同級生、空美(くみ)ちゃんの登場もなし。

 成田に至るまでのユースアメリカの回想シーンが長いので、時間の前後関係がわからなくなってきたけど、ユースアメリカって秋くらいで、その時点で、もう翌年のサマーキャンプの奨学生が決定したりするんですね〜。2巻では、成田集合の日から、ローザンヌ行きの便が欠航になって、乗り継ぎ乗り継ぎで、ようやく到着し、コンクールの初日までだから、2日、足かけ3日間分しか進んでいません。でもまぁ、2年間分が、がっと進んでいたわけだから、いいのか?

 その描かれていない2年間に、六花ちゃんは、身長以外にも、かなり大人になった模様。15歳で亡くなった千花ちゃんは、初潮も、コンクールと、体型変化のきっかけとして、不安材料のひとつとして描かれていましたが、そのあたりもバッサリ省略してあります。拓人くんとも会話にも、余裕が感じられ、2年間の時の経過と、コンクール、ローザンヌ行きの過程など、すべてが六花ちゃんを成長させているようです。ついでに、五嶋先生も結婚・妊娠を機に(?)性格が穏やかになったみたい?

 というわけで、まだまだ始まったばかりで、この先どうなるのかわかりませんが、長〜いお話になりそうですね。第1部の10巻を読み直して、おさらいしちゃいましたよ。
 …まさかと思うけど、国籍USAのローラ・チャン、空美ちゃんじゃないよね?
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2007年01月28日

テレプシコーラ/舞姫 10

 ダ・ヴィンチで連載していた舞姫(テレプシコーラ)の第1部・最終巻。なんと、10巻揃いのボックスまで出てしまいました!


舞姫(テレプシコーラ) 10 (MFコミックス)

舞姫(テレプシコーラ) 10 (MFコミックス)

  • 作者: 山岸 凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2007/01/23
  • メディア: コミック






山岸凉子バレエマンガセット【ヴィリ+テレプシコーラ第1部全10巻】Amazon.co.jp限定サイン入りポストカード付

山岸凉子バレエマンガセット【ヴィリ+テレプシコーラ第1部全10巻】Amazon.co.jp限定サイン入りポストカード付

  • 作者: 山岸凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2007/11/30
  • メディア: コミック






 「第1部」とのことですが、第2部はちゃんと出るんでしょうね〜。このまま空美ちゃんが出てこないで終わったら、おばさん、怒りますよ〜。



*  *  * * *  *  * *  *  *  * *

 主人公は、中学生の六花(ゆき)。母親はバレエ教室の主催者で、六花もバレエを習っています。ひとつ年上の姉、千花(ちか)は、バレリーナとしての将来を嘱望される実力の持ち主だが、六花は、股関節の片方に若干問題があり、180度足を開くことができない。そんなこともあって、小学生の時から、バレリーナーを目指す千花に比べると、バレエにもそんなに真剣になれないでいた。

 ところが、六花のクラスに、千花よりバレエがうまい空美が転校してきたり、怪我をした千花の代役を務めたりするうちに、だんだん六花の意識も変わってくる。振り付け師(コリオグラファー)としての才能があることにも気づく。一方、千花の身の上には、偶然というには、あまりにも酷な出来事が重なる…

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 第1部は、こんなストーリー。いやはや、昔ながらの少女漫画なんですけど、見せるんですよ〜。バレエのことは、よく知りませんが、この漫画を読みながら、どんな演目に、どんなテクニックが必要とされているのかとか、バレエの姿勢の基礎とか、すこ〜し、わかるようになりました。バレエ好きな人なら、おもしろさも2倍じゃないでしょうか。

 それにしても、10巻では、千花ちゃんがあまりにも気の毒で、電車の中で読みながら、何度かウルウルしそうになって困りました。才能に恵まれ、努力も続けている人にも、運が向くとは限らないんですね〜。運動をしなかったので、一度も骨折も捻挫もしたことのない、この私の丈夫な体を千花ちゃんにあげたい…!(いりません、そんな短くて太い足…とか言われそうですが)

 さすがに山岸凉子さんの漫画、おもしろいです。
 
 でも、いつも気になるんですけど、もうちょっと丁寧に描いてくれた方が嬉しい。
 もちろん、山岸凉子さんは絵がうまいし、デッサンもちゃんとしているし、全体としてはきれいなんですけど、線が、す〜っと1本ではなくて、重なっていたり、とぎれていたりで、ちょっと雑な感じがします。髪の毛のつやつやしているところなんか、それは丁寧に描いてあるのに、人物の線が2重なのは、ちょっとね。敵役とはいえ、茜ちゃんなんか、気の毒になるくらい、ちゃっちゃっと、テキトーに描いてあるような気がします。バックの効果線とか、吹き出しなんか、神経質なくらい、丁寧なんですけどね。
 人物も太さを変えないで、細い丸ペン?で描くのは、山岸凉子の味だと思いますが、ちょっと、気になりました。
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2006年07月24日

テレプシコーラ/舞姫 9

  本はなるべく買わない、買わない、買わない…と思いつつも、また買ってしまいました。でもこれは、今後、何回も読み返しそうな漫画です。


舞姫(テレプシコーラ) 9 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

舞姫(テレプシコーラ) 9 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

  • 作者: 山岸 凉子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2006/07/22
  • メディア: コミック





 通知票の体育がたいてい1か2で、体も硬くて前屈しても床に指が届かない私にとっては、バレリーナの動きはまさに奇跡。生まれた瞬間には、私もバレリーナになる可能性があったとは、とても想像できません。


 山岸涼子のバレエ漫画といえば、「アラベスク」が有名ですが、テレプシコーラは、バレエを習っている中学生姉妹を中心にしたお話です。

 中学生姉妹の姉の千花(ちか)ちゃんは、がんばり屋さんで、勉強もバレエもトップクラス。中学生にしてすでに、バレリーナとしてのプロ意識があります。現在は舞台で傷めてしまった膝の治療中。妹の六花(ゆき)ちゃんは、甘ちゃんで子供っぽい性格だけど、想像力が豊で、振り付けの才能もありそう。

 姉妹の他にも、バレエはうまいのに太りやすい体質に苦労しているひとみちゃん、王子様的キャラの大地くん、ストリート・ダンスに行きそうな拓人くん、意地悪な茜ちゃん、バレエ・スクール主催のお母さん、理解のある金子先生など、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。ここ何年か、姉妹に次いで主要なキャラクターと思っていた、空美(くみ)ちゃんが登場していませんが、9巻でも、小学校時代の回想として2コマしか登場しませんでした。

 9巻には今後の展開のキーワードになるセリフが出てきたような気がします。月刊誌「ダ・ヴィンチ」で連載中ですが、単行本を待てなくて、7月号と8月号を読んでしまいました。10巻が出るのは来年の3月頃かなぁ〜。ドキドキ。
posted by とーこ at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 山岸凉子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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