2009年04月07日

中春こまわり君

 『がきデカ』は少女時代のお気に入りのひとつ。何がおもしろかったのかよくわからないけど、すご〜く好きで、「死刑!!」とかやって遊んでいたし、上京して、井の頭公園の動物園できょんを見たときは、(おお…あれが八丈島のきょんか!)と、1人で興奮しました。


中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 山上 たつひこ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: コミック





 『中春こまわり君』は、その「がきデカ」(少年警察官)のこまわり君が大人になってからのお話。なんとこまわり君は、警官ではなく、サラリーマンになり、一児の父になっていました!子供の頃は、てっきりじゅんちゃんと結婚するのかと思っていましたが、奥さんは別の人。

 
 作者の山上たつひこは、1990年に一度漫画家をやめて、小説家になりました。その頃、「漫画で表現したいことはもうない」という山上たつひこの発言を読んで、とてもさびしかったのを覚えています。山上龍彦名義の小説は一作も読んでいないのですが、新聞か雑誌で読んだ随筆の文章がまじめだったので、小説も『光る風』のような作風なのかな?と想像していました。


 『中春こまわり君』は、2004年から、2年に1度のペースで連載しているとか。連載開始当時の38歳のこまわり君は、なんだかもの悲しい中年でしたが、回を重ねるごとに、昔のこまわり君に戻ってきました。『がきデカ』からの登場人物(西条くん、モモちゃん、じゅんちゃん、阿部先生、こまわり君の両親)は、昔の面影を残していますが、こまわり君の奥さんは、初登場(2004 年)と最新話(2008年)では、別人みたいで、キャラクターも定まっていないもよう。今のところ、どうやってこまわり君が普通の人と結婚できたのかは、ナゾですが、現在のこまわり君の家庭には、作者の愛着がなさそうなので、今後もこのままなのかも…。
posted by とーこ at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 山上たつひこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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