2007年06月09日

へうげもの 5服

 5月にはまった漫画「へうげもの」、5巻が出たので、さっそく買いに行ってきました。


へうげもの 5服 (モーニングKC)

へうげもの 5服 (モーニングKC)

  • 作者: 山田 芳裕
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/08/23
  • メディア: コミック





 今回もすごくおもしろーい!

 忠臣蔵好きだし、大河ドラマもほとんど欠かさずに見ている、時代劇ファンですが、古田織部のことは、緑色の釉薬などで有名な、「織部焼き」しか知りませんでした。この漫画のような人だったかどうかは、疑わしいけど(^^)、とにかく織部についてもっと知りたくなります。

 茶の湯全盛期の安土桃山時代の話なので、茶碗や茶杓、茶釜などの名物のうんちくが、(漫画に登場人物である)織部の美意識を通して語られています。同じようなうんちくもの漫画の「美味しんぼ」と似ていますが、「美味しんぼ」が、実は美食ではなく、親子の話であるように、「へうげもの」も、茶の湯の話ではなく、戦国時代の政治の話です(今のところ)。

 5巻の見所は、高山右近!
 
 豊臣秀吉がバテレン追放を始め、信長時代には、時代の先端をいっていたキリシタン大名も棄教を迫られます。古田織部の妹を妻にしている高山右近も、バリバリのキリシタン大名ですが、棄教を拒みます。その理由は…



 「好き」という感情ほど、大事なものはないと、常々思っています。少なくとも、私にとっては、「成功」とか「達成」、「安定」より、「好き」なものを楽しめるか、ということの方が重要。「好きなものが欲しい」という欲望、衝動がなくなったときこそ、我が人生の終焉と思いながら、生きています。

 「へうげもの」は、戦国時代の政治というハードな題材を、へうげもの…ひょうげた軽いノリの「数奇者」の価値観で描いているところがおもしろい。本来ならば、茶の湯は生き死にには関係ない、どうでもいいことですが、茶の湯の趣味にも人柄が出るし、政治にも使う。

 作者の山田芳裕は、私と同世代らしいのですが、毎回、タイトルに、ロックやR&Bを中心にした、懐かしのメロディーの曲名をもじったものが付けられています。…ポップ・ミュージックも、はやりものという意味では、茶の湯とそうかわりがないかも。

 高山右近の「南蛮趣味」は、グラムかパンクロックっていう感じかな〜。Yeah!


posted by とーこ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 山田芳裕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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